アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

スタバとロットリングとモレスキン

ヒデシマの制作二つ道具

ロットリングのシャーペンとモレスキンのメモ帳。絵本も女王製菓も、大体この二つの道具から生まれる。なにやら考えつくといろいろと書き込んでいくんだが、以前はいつもコピー用紙に書いたバラバラのメモをデスクに山積みしていた。1週間前のアイデアとか、メモに埋もれて忘れ去られていくことが多かった。で、ブログに書いていたんだが、それじゃあインデックスには便利だが、他人に秘密にしたいアイデアとかを、こっそりカタチにする時には向かない。

で、いつもスタバの外席であーでもない、こーでもないとアイデアを出している。作業部屋や店の中でアイデアが浮かんだことは一度も無い気がする。いつもスタバなのは、僕が昔から「オープンエアで人通りが多くて雑音がうるさい場所」でないと仕事ができないというクセがあるからだ。岡山に帰ってから、そういう場所が無かったので結構不便な思いをしたが、ただ一軒ここのスタバだけが条件を満たしていたんだねえ。店から歩いて5分もかからないし、いわゆる僕のパワースポット。

スタバで考えてます

今回の絵本もスタバのメモ書きから全てが始まった。仕込みの合間を見つけては2時間ぐらいスタバで唸っている。結構時間がかかるが、メモ書きのラフを描いてしまえば、作業部屋で印刷のデータまでは一気に作ってしまう。で、絵本や女王製菓のストーリーブックが出来上がると、またスタバで見直してみる。刷り上がっているので直しはきかないが、まあ、気休めというか、それっぽく言えば自分へのご褒美になるのだろう。ありゃ今日のコーヒー苦くねえか?

メモから全てが始まります

で、最初に描いた女の子キャラと刷り上がりのキャラを並べてみる。まあ、こんな感じだね。作業的にはラフでページネイションして、ストーリーを詰める感じ。毎回そうだが、最初の計画より4ページほど紙数が増えた。予算内で収めるか、伝えることを重視するかは僕次第なので、その辺は最後の最後まで悩む。

今回から部数をすごく絞ってきているので、たった何十人のために絵本を描くことになる。でも、これを続けていけば、例えば月に一冊描けば一年で12冊。5年で60冊。。。というふうにアーカイブが増えていく。これはナショナルデパートの知的創造物として資産にもなるし、そこから新しいサービスの可能性も広がる。会社が儲かってから、お金を積んで他人に絵本を書かせたりしても意味は無い気がするなあ。まあ、お金持ちの方が何やるのも楽だろうけど。。。

ロットリングとモレスキンとスタバがあれば、まあ、しばらくは絵本も続けていけるのだろうね。なにせアイデアは無限にあるのだから。秀島家の家訓「頭の中身は盗まれない」っていうのは最近になってからその言葉の意味を深く知った気がする。