アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

新春にヒデシマ夢を語る

最近気づいたこと。

で、なんだかんだ数年やっていて、いろいろ考えた結果。

「楽しいことだけやってもいいじゃない」

という結論に至ったわけだ。ナショナルデパート自体が、ヒデシマの夢や妄想をかたちにするというスタイルなので、売れそうなものやウケそうなものを血まなこになって作るよりは、「これぜったい面白いよ」と思えるものを作っていきたい。バカバカしいことを真剣にやり続ければ、なんか少しみんなの笑顔が見られるんじゃないかな。そんな感じのスタンスです。経営者としては失格かもしれないけど、誰に気兼ねするわけでもなく、やりたいことだけをやって生きていけるのは、誰にでも許されることではないし、気が付けばそれでなんとか生きてこれた。

パン好きの人たちの求める雰囲気やニーズには応えてないけど、僕はかなり楽しんで仕事をさせてもらっている。すごく嬉しいし、本当に心の底から楽しい。今年は、本当にやりたいことだけをやっていくという本来の僕の生き方をさらに突き詰めていこうかな。パン屋さんというより、ヒデシマ屋さん。みたいなノリで。。。

徐々にではあるけど、二十代の頃からぼんやりと夢見ていたものが確実に積み上がっていって、ほんのりと形になっていると思います。何も分からずに夢を追っていたあの頃となんら変わらない情熱で進み続けていられるのも、みなさんのおかげです。僕のことを面白がってくれる人がいるから、今までも、これからも「どーでもいいもの」を真剣に作り続けることができるのです。

ナショナルデパートという名の意味。製品を通じてそれをつまびらかにしていくのが僕の仕事。誰の真似でもなくすべてがオリジナル、そこにしかない、ただひとつの価値を提供する。若い頃に夢見ていたデパートをコツコツと一人で作り上げていく。三十歳になったときに決意した、一生を捧げる仕事として僕が選んだのは、「どーでもよくて」、「途方もない」夢物語だったのです。