アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

残り10%に取り組む

いよいよ大詰めになってきた出店なのだが、毎日はいつものように過ぎていく。とくにバタバタとするわけでもなく、険しい顔をして話し合いをするでもなく。毎日の仕事をこなしながら淡々と準備は進む。今日は見積がすべて上がって来て、なるほどこのくらいかかるか。なんて言っていて、夜には最終的な話し合いがされている予定。出店場所、営業日、営業時間、商品構成、人員。。。あらかじめ決められていたかのように次々と決まっていく。

適当に処理していくのが今回のテーマなんだと思う。前回の出店は気負いすぎて何もかもがグダグダになったし、いまさらそんなに気負わなくても、今までやっていたことを場所を変えてやるだけなのだと、自分に言い聞かせている。適当というのは「テキトー」ではなく、事態に対して適切に自分の力に相応の対応をしていくということだと思う。長いもので、最初にカフェをオープンして8年が過ぎ、パンを始めて6年目になる。専業にしてから3年かな。いろいろあったわけだが、なんとなく今が楽しいと思えるまでになってきた。

あともう少し、あと残り10%の壁を越えれば、スタートラインに立つことができる。あんなに念願だったのに、こんなに落ち着いて仕事を進められるのも、みんなのおかげ。今日焼くパンの種類を決めるかのように出店の項目が決められていく。2,3年前だったらもっとバタバタしてたんだろうな。規模を大きくするのではなく、自分のやりたいことがやりたいようにできる適当な環境で、おもいっきり仕事がしたい。焦っている時には何も見えなかったのに、こうやって落ち着いて周りが見渡せるのも、おじさんになったからだろうか。