アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

もっと早く言ってよ

とまあ、衛生管理については確実なプランが出来上がり、専門家の姉(保健所)に準備等を仕上げてもらうということで一件落着。僕も納得し、再び今後のプランについて進めていく事となった。で、今日も出店について引き続き話し合いの場が持たれたわけだ。

衛生面での問題が解決すれば後は必要事項を順次解決していけばいいのだが、東京での住居探しや販売方法の確認、日常業務のタイムスケジュールを淡々と決めていく。あと考えうる問題点を僕が挙げていきそれの対処方法を考えていく。いろんな問題点が考えられるが、いままでの経験でなんとなくそこは決まっていく。そんなこんなで三時間ほど話をして、実際のスケジュールに落とし込んでいこうとした矢先に事件は起きたわけだ。

「私は犬を連れて行く」

突然の母の発言に凍り付く家族たち。ウチには十六歳を超える老犬がいるのだが、母が突然東京に連れて行くと言い出した。いやいや、ペットOKの物件探してないよ。僕が面倒見るという話ではなかったのか。。。しかし捨て犬を拾って来た小学生のような目で訴える母を見て、これじゃあどうしようもないな。と母を除くその場の全員が大きく落胆。もっと早く言ってくれよ。

幾多の困難を乗り越えて出店の話を進めて来たのに、ここに来て「犬はお店の奥に寝かせておく」などと言うあたりは、驚きというか常軌を逸した振る舞いは、時として怒りさえも感じなくなる。という好例なのだと思った。母はずっとそのつもりでいたらしいが、なかなか言い出せなかったらしい。ということで、今回の計画から母の参加は消えたわけだ。お留守番は母に決定。

で、急遽残りの人材で組み立て直さなくてはいけない。ワイフと僕は行く事になるだろう。あとは現地に近い場所にいる姉を非常勤の管理者として仮任命。これなら安心だ。なんて言いながらも、母が妄言を吐き始めたので東京でスタッフを募集する必要が生じたわけだ。どうするの、準備してないよ。

以前から手伝っていてくれたスタッフの実家が物件近くという事で、仕事の打診をすると「今度結婚するんです」と言われ、そこは岡山のサポートに回ってもらうという事で落ち着いた。なかなかウマくいかないなあ。なんて思ったが、いろんな問題が起こるたびにプランがシンプルになってきて、これってイイ感じなんじゃないの?最終的には僕とワイフが上京することになるのかな。岡山で製造を任せる人を入れなくてはいけない。候補はいるが今度も何が起こるか分からない。

とかなんとか言いながら、実はものすごく順調に話は進んだ気がする。あら、順調にいけば3月にはいけそうですね。うん。