アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

銀座で聞こえた岡山弁

銀座三越の催事出店も折り返し、昨日もたくさんのお客さんと触れ合った。岡山のお店なんですか?どこにあるんですか?と聞いてくれたのは福山から来られた人、広島から来られた人などが偶然銀座で岡山のパン屋を発見する。今度行きます!とか言ってくれると非常に嬉しい。ウチの主人が岡山出身なんですよ!とか言われると、お店の場所を説明するのにもローカル地名がすっと理解してもらえる。不思議な感じだった。岡山のお店であることをこんなに喜んでもらえたのは初めてだ。銀座のデパートで売るという意味は大きかったのかな。ここでは「どうして神戸じゃないの?」と聞かれることはほとんど無い。

ひときわ大きな岡山弁で話しかけてくれたのはビシッとスーツで決めた社長(親分)風のおじさん。「おう!京橋朝市いかんでも銀座で買えるようになったんかい!」詰め合わせを二つ購入してくれて、後ろに振り向き様に「がんばれえよ」と静かに言う。一緒にいたきれいな女性も「がんばんなさい」と声をかけてくれた。「こいつらは朝市に出しとった」おじさんは終始うれしそうに話していた。岡山の京橋朝市に出していた頃は岡山の二店舗目の閉鎖で金銭的に窮地に陥っていた頃。あの売上で支払いがすごく助かった。深く刻まれたシワとパンチパーマのおじさんは楽しそうに笑っていた。銀座で聞くドスの効いた岡山弁は悪くない。ダブルのスーツの後ろ姿が遠ざかっていく。イカしてるぜおっつぁん。俺はがんばるよ。