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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

感覚や勘に頼っていた部分を分かりやすく伝えることの難しさ。

作業もなかなか佳境に入って来ました。

みんなそれほど気にしていないこととか当たり前のことなので取り立てて言葉にする必要もない事ってあります。仕事を長くしているとその道の常識だとか、そこは言わなくても分かるだろうとかそういうことって色々あると思うんです。そうやってわざわざ言葉に出して確認しなくても共通の認識とか常識の範囲内の知識でしょうとかそういう了解のもとに仕事は円滑に回っていくわけです。

そういう「常識で考えて」というところを同じ常識の範囲に立っていない人にどうやって噛み砕いて説明するか、男と女の心の機微をフランス人小学生にモンゴル語で分かりやすく教えるのにも似た作業をしております。なかなか普段やる事のない作業なのでなかなかはかどらず思考が彷徨っているのですが、コレという表現が見つかるまで同じ所をグルグルと回ってますね。どこかでピタッとくるものが思い浮かびそうなのですが、なかなかそこまで辿りつけずにいます。

どうして僕はそういう考え方になったのだろうかとか、どうしてこういう考え方で進めていったのだろうかとか、そういった思考の道順をさかのぼってみるのですが、アイデアとトライの間にはどこかで思考のジャンプが入っていることが多いのでそこの記憶が曖昧でよく思い出せないのです。多分そこが経験とか知らずに得た知識による感覚や勘に頼っていた部分なのかなあと思ったり、そしてそれを万人に分かりやすく伝えることの難しさというものに向かい合って、けっこうへこたれているところであります。コーヒーでも飲みましょう。