アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

み-やぐ(ミアグ)【身上ぐ】-「良く知ってもらう」は「良く愛してもらう」の入口。

み-やぐミアグ【身上ぐ】①他所 に出向き様々な活動を通 して自分の土地の認知を 深めてもらう事。②旅先 で購入した品物によって、 その土地に対しての印象 が良くなる事。  ⇨転じて「土産」 み-やぐ(ミアグ)【身上ぐ】 1)他所 に出向き様々な活動を通して自分の土地の認知を深めてもらう事。 2)旅先 で購入した品物によって、その土地に対しての印象が良くなる事。⇨転じて「土産」ミヤゲ 「良く知ってもらう」は「良く愛してもらう」の入口。 僕が普段使っているほうじ茶のお店が近所の百貨店の京都展催事に出店していたので覗いてきた。販売員の女性が試飲用にお抹茶をたててお客様に配りながら、次々と並ぶお客様の対応をテキパキとこなしているのが見える。ふと聞くとアクセントが京都の人のそれで、ふふん、派遣アルバイトではなく本社から来ているのかな、と僕はひとりごち。会計の時に、普段からおたくのお茶を飲んでますよと伝えると、販売員の女性はありがとうございますと深々とお辞儀をし見送ってくれました。ごく普通の買い物風景だけど、いつもと違うのは販売員の女性のお辞儀が、「買ってくれてありがとう」ではなく「わたしたちのお茶を愛してくれてありがとう」と言っているのが伝わってきたことだ。 仕事柄、全国の百貨店に行く事が多かった僕は、客として物産展催事を楽しむ事も多い。いま一番勢いがあるのは九州、そして北海道は確固たる自信に満ちあふれ、京都の文化には比類なき誇りがある。来てくれた人に土産物を売ることも大切だけど、こちらから出向いて行って自分たちの土地の良さや歴史や文化をよく知ってもらうことも大切なのだと思う。「良く知ってもらう」は「良く愛してもらう」の入口だから。たぶん僕はこれからも京都の茶舗のほうじ茶を使い続けるのだろう。それは京都のものだからではない、そのお店の持つ「愛す」「愛される」という文化が好きだからだと思う。