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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

アイデアと数万円を自腹で出せば、自治体のお金を数千万円使うよりも効果のある事が起こせるということ。

アイデアのスープ

僕は新しいものを作ったり新しい発想を形にすることしかできないんです。わりと他に能がない。このブログでもよく書いていたけど、全てが揃ってしまった今の時代、新しいフォーマットをつくることこそがクリエイティブの意味なのではないかと考えているわけです。もうすでにあるものを誰がうまく作るかとか、他でやっていることを違うカテゴリーに当てはめて奇をてらうとか、そういう小手先のことで済む時代ではなくなってきているわけです。まあ、田舎だと東京っぽいものを作れば喜ばれるらしいですが。

で、考えを形にしたり、実際に事を起こして行動したり、ということをずっとやってきたわけですが、10年ちょっと岡山にいてよく見聞するのは「みんなで何かやろうぜ」とか「有名な人を呼んで成功した話しを聞こうぜ」という感じの内輪盛り上がりで、「何か」をしたいのだけどどうしたら良いのか分からない人が多いのかなあと思ったりします。「何か」を始めたい気持ちはあるようなのですが、なかなかそれを自前で起こしたり作ったりするスキルが乏しいのかなあという印象を受けますね。

「岡山を変えたい」とか「岡山を何とかしたい」というのは結構な事だと思うのですが、自分以外の何かを変えるためにはまず自分から変わらないといけないわけですね。こんなことはよく言われているので皆さん知っている事だとは思いますが。「変えたい」とか「変えようぜ!」とか言うのは簡単なのですが、変えるための能力を身につけて力をためておくという我慢の部分も必要なわけでございます。

まあ、そうは言っても本当に現状を変えたいとか閉塞感を打開したいのかどうか、その辺はよくわからないのですがね。「変えなきゃ」というのは自治体から金を引っ張り出すいい口上になっておりまして、「変える」ポーズを見せて「私たちも仕事してますよ」アピールをするために税金がジャブジャブ使われているのも現状でございます。なので、「まったく岡山は何も変わらない、俺たちが変えるぞ!」というのは「早く金よこせ!わしらのために税金垂れ流せや!スカポンタン!」と言い換える事もできるわけです。

でもね、まあ、そうやってNPOだかインポだかしらんが補助金乞食のソーシャルチンピラ風情が金をせびってやることなんざあ“ままごと遊び”でしてね、何にもならない事が多いわけです。一部の意識の高いと言われている人の自己満足と一部の社会問題に取り組む人の懐が温まるぐらいのことでしょう。「変える」というのは実際には「変える」ポーズを見せた公共事業みたいなもので、本当に変えたかったら自分の人生を賭けてやるしか無いわけです。そんな覚悟のある人は税金には頼らないんですがね。

昨今、「何か」をしたい人が多くなってきているように思います。それはそれで結構な事だと思います。そういうことに興味を持つというのは本当に意味のある事だと思います。でも、そろそろ税金や寄付で何かをしようとか、税金や寄付を取り付けなきゃできないような身の丈に合わない規模のことは置いときましょうよ。なんて思います。

今週中に新しい商品ブランドをリリースします。アイデアと数万円を自腹で出せば、自治体のお金を数千万円使うよりも効果のある事が起こせるということをお見せできればと考えております。期待してください。たぶん、これが僕が岡山にしてあげられる最後の仕事になると思います。どうやったらブレイクスルーできるのか、僕にとってもリアルタイムのテストになればいいなあと思ってます。岡山のみなさん、どうか、最後の仕事、支えてやってください。