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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

ももたんパッケージを少しだけリニューアル

4月13日に岡山駅の二カ所の売り場で販売を開始した「ももたん」ですが、ゴールデンウイークをはさんだ二週間で増産が二回かかるというすごい結果になりました。三週の製造数累計が一万個(約二千五百箱)という、販路の少ない新参者の無名の銘菓としてはかなりのハイペースになっています。そして今週も増産するので、ちょっとした工場ライクな感じになってきましたね。ももたん自体が、僕が死んでもワイフが食っていけるようにと考えた商品なので、特に技術や習熟度などの人的な要素を必要としない製造工程となっています。増産は体力的には疲れるけど技術的にはほとんど問題なく簡単にいけます。 で、売れ過ぎるという今まで経験した事の無い感覚を味わいながら、ボヤボヤしていたら、箱が、箱が、無くなってしまったわけです。箱も増刷しなければいけないわけですが、ももたんのパッケージ自体がものすごい急いでデザインしたものなので結構見にくかったり、あんまり良くないねという点が散見されていたので、ちょっとリニューアルしようかなと。 リニューアル前(現行品) 岡山のおみやげ「ももたん」パッケージ裏面リニューアル前 リニューアル後 岡山のおみやげ「ももたん」パッケージ裏面リニューアル後 お客さんの反応を見ているとかなり裏面を読み込まれているという傾向が分かってきたので、文言やイラストなどの要素はそのままで配置と配色をかえて全体に「フルーツパフェ味」というイメージに馴染んだ雰囲気にしてみました。ももたんのイラストもピンク色にとらわれずにイメージに合わせた配色に変更し、なぜかちょっと強調用に星を散らしてみました。う~ん乙女ティック。 背景色も変えています。予算が無い中でかなり安価な紙種でやっているので、少しトロッとした色にしないと厚みが無くなって透いた感じになり、リニューアル前の配色だと紙の肌が出てしまう感じになっていました。遠目で見る分には問題ないのですが、手に取って眺めていると見る人によっては粗が感じられてしまうのではないでしょうかね。ここはかなり改善された気がします。でも校正無しの一発印刷なので仕上がり見ないと何とも言えませんね。 まだ3,000単位の小ロットで印刷にまわしているので、細かなデザインリニューアルが可能な間にどんどん詰めていきたいと思ってます。岡山できびだんごを販売している業者は十社以上ありますが、ももたんはナショナルデパート一社です。内容で勝ち、デザインで勝ち、価値で勝つ。地元の二代目三代目のボンがデザイナーに依頼して格好つけたパッケージにして「俺ってクリエイティブな若手経営者でしょ」アピールをするのが今の流行らしいですが、まあ僕は孤独な創業者なので地道にコツコツ作り上げていきます。 田舎の若者が大好きな「カッコいい」デザインにしたり、地方色を意識したありがちな民芸調にもせず、SAで売っているようなジョークグッズにも身を落とさない、愛される現代の土産のデザインを考えんとね。まだ先は長い。