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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

プロポーズの言葉

散歩してたら思い出したので。

結婚した事がある人なら一回は必ずプロポーズなるものをするでしょう。男性から女性へというのが一般的かな。逆もあるのか知らないけど。まあ、僕も数年前にワイフに結婚しようかと言ったわけです。こん棒で頭を殴って洞穴に引きずって帰ったわけではないんですよ。

僕の中の結婚観というのはそんなに無くて、ただ仕事や友達や結婚やいろんな要素が自分を中心とした人生の周りを衛星のようにくるくる回っているようなものを想像していたわけです。よくわからん説明やな。で、僕の結婚観というか妻になる人に対する考え方というのはわりと早くから決まっていて、それは無条件で僕が迷惑をかけてもいい人。というもの。これをすごくシンプルに言い表している台詞があって、

うるせえ、ガキがくちばし挟むこっちゃねぇんだよ、あいつは俺の女だ、この世でたった一人の俺の女だ、だからアイツは俺の為に生きなきゃなんねぇ、俺は死んだってテメェに甘ったれやしねぇがアイツだけには違うんだ、アイツと死んだお袋と、この二人だけには迷惑かけたってかまわねぇんだ、わかるか?

これは麻雀放浪記でドサ健が女に言う台詞なんだけど、これがまんま当てはまる。僕はよくワイフの事を「平成の奴隷船」と表現するんだけど、ほんとそれ以外に思い浮かばないほど僕のために身をすり減らして働いている。そんな姿を見て僕が仕事を手伝うかというとまったく手伝わない。僕が仕事を手伝うのは、早く仕事を終わらせてかき氷を食いに行きたい時くらいだ。

結婚前にワイフに言ったことがって、それは、僕は幸せになるかも知れない、僕はやりたい事だけをやる、僕は自分の幸せを求めること以外に余裕が無い。僕のやっている事でワイフが勝手に幸福になったり、幸せだなあと感じるのは勝手だけど、僕がワイフを幸せにするために特別何かをするっていうことはあり得ない。今までも無かったけどこの先もずっとそれは無い。という感じのことだったように思う。

だから結婚してからずーっと僕はワイフに迷惑や苦労をかけまくっている。僕から迷惑を被るのが僕と結婚するという事なんだというよく分からない思想の元で僕は暮らしている。僕はやりたい事だけをやり、金がなくなってもワイフの貯金を使ったり、また少し金が増えて財布に戻しては、また金が無くなったりする。

疲れきったワイフを見て、可哀想だなあなんて思わないようにしている。それではワイフに失礼だ。ワイフは僕のためにすべてを投げ出して働いている。だから僕は自分の作ったものや自分の考えた仕事にすべてを投げ出していればいいと思う。そういう感じで二人は生きている。よくわからん価値観だと思うが、ワイフは楽しいと言っている。僕も楽しい。僕の中の結婚というのはたぶんそういうものなんでしょう。