アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

この10年間で何があったというのだろうかと、過去の仕事を眺めてみる。

ナショナルデパート、グランパーニュ、canoble、ももたん

新しい企画を考えんといけないのでバタバタしてます。そういう忙しい時ほど今までのポートフォリオを紐解いて、オレこんなことしてたっけな~っと、ボ~っと過去の仕事というか商品を眺めてたりします。ボツになったアイデア、商品はできたけど販売まで至らなかったもの、デザインだけ作って商品化されなかったもの、いろいろあったなあと。まさにアイデアの墓場。

画像で上げたのは左から、5kgのシェアするパン「グランパーニュ」、食のコスメティック「CANOBLE」、岡山の新しいおみやげ「ももたん」。下にあるのは会社のロゴですね、もう名刺にも使われてませんが。。。実はロゴも10年間でかなり変化しました、と言っても作りなおしたのは先月とかですがね。順次、名刺や封筒とかコーポレートなんちゃら関係に使用されていくと思います。しかし「グランパーニュ」から「ももたん」までの10年間に僕の中で何が起こったのでしょうかね。自分でも興味深いです。

この他にも物語とともに生まれる菓子「女王製菓」や、分け合うことをテーマにした「絵本」、絵本と共に自宅でお菓子を作るキットの「リーブルディマージュ」だとか、オシャレな健康食品だとか、現行では「鬼サブレー」もありますね、まあ我ながらいろいろと作ったものです。実際に販売されたけど、すぐにポシャったものもたくさんあります。1年に1ブランド以上考えて形にしてるんですね。良いか悪いかは別として。

僕の作るものに傾向というものは無い感じです。結果として。ただ、勝手に今はこれを作るべきだとか、ここでこれをやらないといけないとか、そういう基準が僕の中にあるみたいで、ちゃんとそれにのっとってやっているようです。ホントかどうか知りませんが。

しかし、こうやって見ると、10年で何かに気づいたのかなあというのは何となく分かります。やるべきことというのは本当は決められていて、それに気づくまでにどれだけ全力で無駄なものを量産するかというのが、センスの無い僕がものを作る腕力を身につけるための唯一の近道だったようにも思います。

最近はこういった過去作にフォーカスされる機会もあるやに聞いております。当時なら無理だったことでも、オッサンになった今では出来るかもね、ということも増えてきたように感じるので、まあ、あと小一時間ぐらいはのんびり眺めて本来の仕事に戻ろうと思います。