アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

「ももたん」をパクろうとして結果的にすごくダサくなったOEM駄菓子の岡山土産。なぜか岡山駅のおみやげ街道がイチオシ。

パクられた「ももたん」の裏面

追記

前回の問題のときの話し合いでも出たんですが、駅のお土産売場は、ちゃんと社内検討会を開いた結果として岡山県内で製造されたお土産を除外してOEM製品ばかりを選んで販売してるとのことでした。岡山においては、観光客の方に喜んでもらおうと真面目に商品を作ることよりも、商工会議所と仲良くしてOEM製品を作るほうが良いみたいです。

駅の直営店と同じエリアにあるお店の店長さんが新任のご挨拶でくれたお菓子。これがウワサの「ももたん」が売れているのを見て真似しようと思ったけど、パクリきれずにダサくなったという粗悪OEM土産。

ここの社長がタチの悪いやつで、ウチが呼ばれて入ったお土産売場に、すぐさま営業をかけるという教科書通りの「意識高い系」のアレな人で。僕はすごくキライです。こういう、人の後をすぐ真似る人。

「ももたん」が売れると知るや、「ももたん」と同じ形式のキャラメル箱(岡山のお土産ではウチしか採用していなかった)を少し大きめに作って売値を100円安くした商品をOEMで作らせて、売場の営業に取り入って同じ売場にねじ込むというクソのような会社。駅で同じコーナーで店やってるのに、こういう失礼なことする人がいるんだなあと。

失礼だけならいいんだけど、全部がOEM製品だから、駄菓子屋とかコンビニで売ってるものにお土産の皮を被せて値段を高くしてるだけなんだよなあ。でも、これがJRのお土産売場の人たちの会議で「ももたん」よりも良い場所に置くと決めたんだよなあ。すげえなあ、岡山の人のセンスって。

しかも裏面の配置が「ももたん」の丸パクリしようとしたのに結果的にダサい、という目も当てられない結果に。「ももたん」の裏面の配置なんて、どうやってスペースに収めようかと何日も悩んで何回もやり直して完成させたフォーマットなんだけど、パクるならもっとちゃんとパクってよ。

中身は駄菓子のOEM工場に作らせたべちゃべちゃの鈴カステラが団子になってるというお粗末さ。これ、コンビニで100円以下で売ってるやつだよね。これ500円近くで売ってるんですよ。お土産売場を管理するJRサービスネットさんが検討会を開いて、「ももたん」の新商品「さくらもち味」を採用しないでこれを選んだんだから、それもすごいな。「さくらもち味」めちゃくちゃ売れたんだけどね。

こいつが駅のお土産売場でメーカーの社員が試食販売までさせてもらえるのに、ウチは売場に立ち入り禁止だったのよね。岡山の人は可哀想だなあ、売場の癒着でこんなクソみたいな物しかお土産として買うことができない。これが岡山土産ですよ。うふふ。どこで作られてるか分からないような、コンビニで88円で売ってるような鈴カステラを500円近くで買う旅行者の気持を考えると、心が痛みます。

でもこの会社の商品は新発売として山陽新聞に載るし、駅では特別扱いされて試食販売までさせてもらえる。商工会議所と仲良しなんでしょうね。売れてるかどうかは知らないけど。

この会社の社長のブログを見たら、典型的な起業セミナードランカーらしく、書いてる内容が、どこかで聞いたことがあるフレーズばかり。お土産売場の管理会社に取り入るのが上手みたいだから、今後もこういったクソのようなお菓子が岡山を代表するおみやげとして売場のメインに並びます。旅行客がカワイソウだけど、岡山ってそういう場所だからねえ。

とにかくこういう人が、山陽新聞や商工会議所や岡山市からバックアップしてもらえるなら、ぼくはバックアップはいらないかなあ。だって、人の真似したくないし、ツマラナイ商品を作りたくないし、ダサい商品なんて作りたくないしね。嫌な思いもさせられたけど、もう岡山には縁が無いと思って次に向かわせていただきます。

みなさん、岡山に来たら、岡山名物OEM製品群をどうぞよろしくお願い致します。きっと思い出に残るおみやげになりますよ!