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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

デザイン思考を持たない経営者に嘆くデザイナー と、経営的思考を持たないデザイナーに嘆く経営者。

アイデアのスープ

死ぬほど忙しくても、実際には死ぬことすらできない秀島です。

おとな記念日のときに気づいたこと。について少し書きます。

物語の登場人物は二人。

デザイン思考を持たない経営者に嘆くデザイナー

経営的思考を持たないデザイナーに嘆く経営者

先のエントリーで書いた、老舗の新ブランド戦略について、書きたいことがたくさんあるけど、知っている方が複数たずさわってらっしゃるので、本質的な意見は書かないです。だってひとつひとつのクリエイティブはちゃんと精度の高い仕上がりで、これ柔軟剤使った?と思わず言ってしまうほどに柔らかなカーブを描いて市場に馴染むテイストです。やはりちゃんとしたクリエイターを起用してるだけあります。良い事書くでしょ、なんせオトナなので。

かなり有名なブランドを保有する企業なので、新ブランドの発表はかなりのニュースとなりましたが、インパクトは与えられなかったような気がします。結果としては「すでに存在するテイスト」を「今までなかったようなテイスト」に若干書き換えた感じで着陸しました。柔らかく、優しく、素朴で、親しみのある、という感じです。発注時にそういう指定があったのかなかったのか、外部からは知り得ませんが。

で、重要なのは商品カテゴリーの選択ミスです。これが信じられなかった。市場動向を無視して突き進む感じはドラッグレースさながらのスピード感があります。今からゼロから始めるブランドなのに世界展開しにくい商材を選んでいるのを見た時には、いまさらドメスティックに行くなんて大丈夫かよ!と思いました。国内の需要はシュリンク、シュリンカー、シュリンケスト(最上級)です。(ウソ)

で、さっき出てきた登場人物。

デザイン思考を持たない経営者に嘆くデザイナー

経営的思考を持たないデザイナーに嘆く経営者

今回はクリエイティブに知り合いが関わっているので例を上げて書いたり、真理は突きませんが、結果としてはこの関係が見え隠れするわけです。

経営側はおそらく他のブランドを見て、「あんなブランドができたらいいなあ」というところからスタートします。15年前のホームページ制作でも、ほとんどのクライアントが「◯◯みたいなのがやりたい」と発注してきましたから。

で、それを形作るためにテイストの似たクリエイターが招集され、ディテールが完成していくわけです。ブランドを統括管理するクリエイティブディレクターというか、ADさんが方向を制御していくわけですが、おおかたの決定権は社長にあります。財布持ってますからね。

で、すっちゃかめっちゃかになりながらもソフトランディングさせた結果を見て、社長は満足、関わった人たちが疲労困憊ということも多いと思います。

ようは、お互いが「あいつが悪い」と言い合う関係です。

でも、この二つの立場を理解したとしても、やはり商品を投入する市場の性質を見ていないことには変わりなく、何と言いますか、すごく言いにくいんですが、いやでもちょっとやっぱり、難しいのですが、某滋賀の製菓メーカーのブランド展開が羨ましくてしょうがない感じだったんでしょうか。。。もう、ここまでしか書けません。。。オトナなので。。。

結局のところオトナになると何も書けなくなるので、何を言いたかったのかよく分からない感じですが、オトナなのでこのへんで。