アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

「あいさつ」と「ワーキングプア」

駅に店を出している関係上、バックヤードや搬入路で他店のスタッフとすれ違うことが多い。商業施設のバックヤードの習慣として、すれ違うときに「おはようございます」や「おつかれさま」とか、あいさつをするところは多い。

で、ちょっと思ったんだけど、商業施設でアパレルのショップ店員などは、月給10万円台がザラにいて、まあ、いわゆるワーキングプアと呼んでもおかしくない境遇の人が多くてね、そういう人の中にはあいさつしない人が多い。

まあ、あいさつしなきゃいけないわけではないけど、たまにすごく気持ちのいいあいさつをしてくれる店員さんとかいると、「あの子を引き抜きたいな」と思うことも正直ある。

これが、商業施設で働く店員の中でも、いい歳したオッサンになると、ほとんどあいさつを返さなくなる。で、そんなオッサンが昼間の駅の仕事を終えて深夜のコンビニでも働いている姿なんかを見てしまうと、ああ、そういうことかと合点がいく。

あいさつが出来ないまま大人になると、そういう働き方、そういう仕事しか残らなくなるんだな、と。

別にオッサンが店員をしていることや、オッサンが深夜のコンビニバイトをすることが悪いとか、仕事の質が低いとか言ってるわけではなく、つまらなさそうに働く人に、割のいい仕事の話は回ってこないよね、ということ。

ワーキングプアというのは、社会が悪いとか、政治が悪いとか、既得権益層が悪いとか、そういうことなのかな。ワーキングプアって、なんか、貧しさや寂しさを自ら呼び込んでしまっているように思えてくるんよね。

楽しそうに働いてたら店や会社の売上は上がる。これは自然なこと。いくら頑張っても会社や店の利益になっても給料は上がらないと思って、楽しくする気持ちを抑えたら、おそらくヘッドハンティングの声はかからない。

ワーキングプアはメンタルプアなのかも知れない。

でも、どうやったらワーキングプアという状況から抜け出せるか、それは、自分以外の誰かのために粉骨砕身することでやっとスタートラインに立てるのだと思うし、自分がそこにいることによって周りの人達が楽しく幸せになれることだと思うんよね。

まあ、メモ代わりに。