アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

世界で一番小さなデパ地下をつくる。その1

なんですけどね、

今夏から、ナショナルデパート食料品売場の完全体をカタチにしてみようかと。

パンを始めた2003年から12年間の間に作ってきたマッドな商品たちが一同に集う、世界で一番小さなデパ地下を作ろうと、岡山駅の直営店の什器の見直しを始めておるわけです。

 

 

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現状考えているのは全部で5ブランド、おそらく40種類の商品がところ狭しと並ぶプランです。現状の陳列方法は売上を稼ぐためには必要にして最低限の構成、というか売場まで手が回らなくて、売り場スタッフに任せっきりだったんです。

で、年末ぐらいからスタッフと協力して色々考えながら年末年始の繁忙期をなんとかやり過ごして、最高売上の大幅な更新を実現したのですが、いまのままだと単なるお土産売場みたいでなんか買い物している充実感が無いんですよね。

なので、たくさん並んだ商品を見て回れるような、見ているだけでいろんなシーンが浮かぶようなそんな売場を目指してます。

まさに世界で一番小さなデパ地下。

 

 

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新たに設置する陳列スペースは、ブロック什器ともいうべきもので、小さなブロックを積み上げて陳列スペースやステージを構成するように考えています。

少し斜めにしているのはデベロッパーの照明計画が杜撰で、メイン通路側の商品に照明が当たらずに影が落ちてしまうので、それを改善するためです。

リースラインのギリギリに照明を設置しても商品に光が当たらないなんて、そんな世の中じゃPOISONです。

 

 

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どこからがレジスペースなのか、商品受け渡しスペースは足りているか、メイン通路側から見て、奥の商品がちゃんとキャッチ出来ているか、そのへんを3Dで確認してます。

もともと今の饅頭屋、その前のパン屋、その前のカフェ、その前の怪しいWeb屋、のその前は3Dグラフィックで解説図とかパースを書いていたこともあるので、このへんの作業は楽しいですね。

饅頭を考えるのとグラフィックを描くの、どっちが楽しいかと言われれば、饅頭は企画から開発、製造、製造工程の改善、設計、パッケージデザイン、販路や売場までの総合芸術なので、やりがいというか、男子一生の仕事としてはなかなか面白いものですよ。

というわけで、世界で一番小さなデパ地下計画、いよいよスタートです。