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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

ぼくのなつやすみ

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というわけで、1月29日からスタートしたテストキッチンin駒沢公園ですが、早いもので2ヶ月が経とうとしてます。

 

ここ数年はいろいろと忙しくてバタバタしたまま、ゆっくりと考えるヒマもなく、ただ日々の仕事をこなしていくような感じだったので、とりあえずは用意された場所に飛び込んでみて、そこで久々に1人でパンでも焼いてみて、それから先のことを考えてもいいかなあと。そう考えてました。

 

朝起きて、キッチンに立ち、公園を行くジョガーを眺めながらパンをこねる。そんなにたくさん焼くわけではないので、途中でコーヒーをいれたり、ホイロの温度を下げて駒沢公園をぐるっと散歩してみたり。

 

本当はね、パンを焼きながら今後の計画でも考えようと思ってたんですがね、なんか、この場所のゆっくりと流れる時間の中にいると、また仕事というか事業家として再起をする必要があるのかどうか、という次元にまで考え方が初期化されていくんですよ。こんな感じでゆっくりのんびりパンを焼いてても、夫婦二人ぐらいは余裕で食えるしね。

 

夏休みで気づいたこと。

 

なので、この2ヶ月間は仕事のことなんか一切考えず、パンを焼いて、散歩して、飯食って、寝てを、ただただ繰り返してました。仕事のペースを緩めると、ちょっと脳の処理速度が遅くなってしまうんですけどね、湯治のように、のんびりした時間に湯あたりしながら、少しずつ戻していくみたいな。何を戻していくのかはよく分からんが。

 

いろんな仕事のご依頼は来ますよ、春の近辺は世の中も動くので、なんですけどね〜、どうもエンジンが掛からない。点火プラグが抜き取られたエンジンみたいなもんです。ご依頼内容を聞いても頭の中はうわのそら。期限がギリギリになって、やっと重い腰を上げる、みたいな感じが多いです、これはいまに始まったことではないですが。

 

2ヶ月間、ほんとうに何もせず(パンは焼いてるけど)、ご近所のお客さんを相手に少量のパンを売るという生活。

 

岡山にいる時は、自分だけが動いていて、周囲が止まって見えていたわけだけど、いまは僕が完全に動きを止めて、周囲の動きをただ見ている、という感じです。

 

でね、ちょっと思ったんですけど、2ヶ月の間、ほとんど社会との接点をもたず、喋る相手はカフェのスタッフかパンのお客さんだけという、これまでの僕の生活の真逆をやってみたわけですが、この2ヶ月間を振り返ってみて、そんなに世の中は変わってないよなあ、ということに気づいたわけです。

 

SNSとかで見られる範囲で見ても、みんな仕事やプライベートでいろいろな動きはあるようなんですが、そんなに大きな動きにはなってないなあ、というのを感じました。

 

マイルストーンをどう置いていくか。

 

仕事とか事業とかでいうと、毎日の努力の積み重ねがやがては大きな何かに成るわけですが、その中でも節目にあたるスパンの継ぎ目というのは存在していて、そこにうまく次のステップへ進むマイルストーンをどう設定して、そして経過した時間をどう管理していくか、そういうことをボヤ〜っとと考えたりしてました。

 

というのも、先日業界の(パンの)先輩がわざわざ来てくださいまして、いろんなお話しをさせていただいたんですが、その中で、ああ、僕はそんなことを考えていたんだなあとか、そういう方向性でやってたなあ、とか、そういうことをいろいろ思い出して、そうか、僕はわりと仕事をやっていたタイプの男だったんだなあと。

 

とはいえ、今すぐに第一線に戻るというつもりもなく、なにか大きな事を仕掛けようとかいうつもりもなく、去年までの3年間で仕込んでおいた事業の種を、ちょっとずつカタチにしていく1年でもいいかなあと思ったりしてます。

 

ただね、いまは夏休みだから。

 

もうちょっとだけ、頭の中は空っぽで。

 

 

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