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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

夏休みの自由研究のテーマ

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作業をしていたら、めずらしく深夜になっていたので少し書いておこうか。

 

前回書いたブログでは、いまの僕の夏休みっぷりについて少し触れてみたんだけど、夏休みといえば単に遊ぶだけではない、宿題も自由研究もあったりする。いまこうやってのんびり過ごしてはいるけど、周囲の人達からの「ヒデシマ、どうせ次の何かを企んでるんだろ?」という視線が痛いほど刺さるわけです。まあ、そりゃ、このまま夏休みが終わらず永遠に続くわけは無いので、どこかで登校日があるだろうし、望むと望まざるとにかかわらず二学期も始まってしまうわけです。

 二学期が始まったときに提出する宿題や自由研究の成果物についても、少しずつ取り組んでいるんですけどね、以前ほどそんなにガツガツ考えているわけではございません。

 

二学期をどう始めるか。

 

パンや土産菓子を含めた食品事業は店舗運営を含めた展開になるんだろうから、そろそろちゃんとした組織化していかないといけないと思ってるし、KITOKAMIなどのデザインと技術を融合させるプロダクトの場合はR&Dが重要になってくるので、協業サイトをきっちりと決めて臨んだほうが良いし、Webサービスは僕で完結させて早めに運営チームを作らないといけないかなあとか、これまでに作ってきたものをどうやって事業としてクイックに手離れさせていくかということをずーっと思案している。

 

主軸であった食品事業は、岡山のセントラルキッチンが稼働すれば売上は安定する。テストキッチンでは文字通り新しい製法やパッケージングを日々試作しているんだけど、その成果物を市場に打ち出すための策を練るための場やチームも作ってみたい、なにせ、この流れをいままで1人でやってきたので、これじゃあスケールしないわな、というごくまっとうな視点でものを見られるようになってきた。チヤホヤされたきゃ1人でやればいいんだけど、ちゃんと狙ったところに撃ちこむにはやはりチームにならないといけないかもね。

 

いまはテストキッチンでいろいろ今後の試作&思索をしていて、そのぶん支払いとかでいろいろご迷惑をかけていたりするんだけど、それも資産の売却ですべてを済ませるという方向で道筋がついた。これはここ最近で一番大きな決断だったかもしれない。守ることが第一だったからこそ大きく踏み出せなかったわけで、守るものが無ければ息が切れるまで突っ込んでいける。そうなると気がすごく楽になる。

 

今まではいろいろと所有することを維持しながら、スモールスタート&スモールパッケージのビジネスでいろんな難局を乗り越えてきたんだけど、その「所有する」ことがいろいろと足かせになっていたのも事実だし、岡山は信頼できるスタッフがいてくれることが重要であって、その他に岡山に片足を置く意味ってほとんどない。だから所有する負担を軽減して、いろんな意味で「持たざる経営」にシフトしていくと思う。

 

コンテンツの開発は東京で、マニュファクチャリングは岡山で、その他のプロダクトは全国の協力企業で、というカタチにしていくんだろうなあ。

 

ひとつひとつの問題に局所的に当たろうとすると近視眼的になってくる。その連続や積み重ねからは飛躍が生まれにくい。というのはいろいろ見てきた中でよく分かってきた。資産の売却というのは、資金を作る手段のひとつだけど、経営のスタイルをここで大きく変える好機でもある。ずいぶんと古い言葉だけど、「持たざる経営」というものをここで一回見直してみる必要があると考えている。

 

誰と会うべきか、どこに行くべきか、誰と組むべきか、何を生み出すべきか、そのあたりが垂直に伸びていった先にこそ「夏休みの終わり」があるわけで、それをよく考え答えを導き出すのが、この夏休みの自由研究のテーマだと思っている。

 

持たざる者

持たざる者

持たざる者