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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

すべてのECサイトは「松浦弥太郎化」する。

アイデアのスープ ヒデシマ 仕事

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明日のお取寄せの予約できます。 

store.depa.jp

 

長くかかりましたが、商品を販売しながら2週間かけてECサイトを「松浦弥太郎化」する第一段階までは出来ました。ていうか、松浦弥太郎になろうとしたら、スケベなオッサンのつぶやきになりつつある、というのを必死で抑えてます。

Webサイトの流行や趨勢はすごい速度で変化します。その中で。数年はこれでいけて、スタッフがiPadで商品撮影から商品情報の更新までを完結できる、そんなECサイトを作ろうとしたんですね。

今回、テーマとしたのはこれです。

 

  1. レスポンシブ (モバイルフレンドリー)
  2. ランディングページ (SEOなことで)
  3. ていねいな暮らし (松浦弥太郎化という)

 

レスポンシブという言葉が盛んに言われるようになったのはここ1〜2年ぐらいですかね。その前までは、1カラムのページをタップしてもらってズームして読んでもらうということぐらいしか分からず、ひたすらペライチのWebサイトを作ろうとしていました。

で、自己啓発系や情報商材のサイトがランディングページという概念を広めて、今やランディングページが重要なドアとなっているようです。ナショナルデパートとしても、これからプレスリリースの再開を含めたPR戦略を行っていく上で、ECサイトコンテンツのランディングページ化を果たし、結果SEO対策にしていこうという考えです。

 

すべてのECサイトは「松浦弥太郎化」する。

そんなレスポンシブ、ランディングページという概念を横目で睨みつつシコシコやっていたら。「松浦弥太郎×クックパッド」が仕掛ける新メディア「くらしのきほん」が登場したわけです。

リリースの瞬間に、ああ、これはもう「松浦弥太郎化」するしか道はないと思いましたよ。このやりかたなら、パンだけにとどまらず、ももたんも、女王製菓も、神棚も、アパレルも、なんでも不自然な感じを与えずに売ることが出来る。やった〜。

 

100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート

100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート

 

  

とりあえず練習として「おおはらえ」や「すうけい」のデザインに取り入れてテストし、「松浦弥太郎」×「レスポンシブ」、「松浦弥太郎」×「ランディングページ」、という親和性を探っていました。

とにかくコスる(真似る)のが一番早いので、「くらしのきほん」の特徴的な部分を取り入れて、シコシコと作っておりました。手本を見ながら作るというのは若い頃の下積みを思い出させます。「あのサイトと同じ物作って」とか、そういう汚れ仕事もたくさんしてまいりました。。。

コスったあと、今後どうやってウチの複数プロダクトコンテンツと結んでいくか、ここが力の見せ所ですね。そんな力はないけどね。

まずは、レスポンシブについても、よく分かっていなかったので、表示だけモバイルフレンドリーにする、という域から脱するためにけっこう考えたような気がします。floatで詰めてたやつをflexboxに変えたり、コンテンツの見た目を圧縮したりするテストはここでやってみました。

 

sukei.jp

oharae.jp

 

いわゆる導線的な考え方というのも分かるんですが、検索で引っ掛けて売るというスタイルではないので、固定のファンの方に定期的に買っていただくというのが目的。商品よりも、デザインコンセプトのリリース文や、コンテンツのリピーターを増やしていき、とりあえずは書き続けて、、、ブログと並ぶ10万弱のPVまでは1〜2ヶ月でシコシコと上げていかなければいけないと思ってます。

 

先日も書いた、SNSの終わりによって、メルマガの価値が上がり、今後はSEOで引っ掛けて釣り上げる一本釣りから、潜在顧客を育て上げる養殖ECスタイルに変化するのではないかと思ってます。

先の炎上で分かったのは、知らないと敵視するというネットの特徴でもあり、これが、知っていると理解しようとする、という人間の性質に訴えかけるECサイトを作っていこうと考えてます。

そういう意味では、巷のブログもそうですが、読み込んでもらって理解を深めてもらって、そこからどういうアクションに進んでいただくか、その答えはやはりECサイトの「松浦弥太郎化」が導いてくれるのではないかと思ってます。

 

考え方のコツ (朝日文庫)

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何度も書いている「松浦弥太郎化」というのが、具体的にどういうものなのかはまた別で書くとして、とにかく、いままでの秀島のイメージの真逆を行く、まさかのビジネス逆走をやって、そのビジネス逆走している、中の人の変態ぶりさえもブログで晒そうと言う今までにないスタイルです。

作っているものと、作っている人が同じイメージだというのが「松浦弥太郎」なら、作っているものと、作っている人のイメージが真逆なのを楽しむのが「秀島康右」なのでは無いかと思ってます。

すべてのECサイトは「松浦弥太郎化」する。

そんな時代ももうすぐやってきそうです。

 


暮しの手帖 4世紀79号