アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

グランパーニュをカスタムメイドして1kgサイズでオーダー可能なサービスを始めました。

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グランパーニュの生地のフレーバーやフルーツやナッツの具材の組み合わせを自由に選んで1kgサイズでオーダーできるサービスを始めました。その名も、、、

 

Grandpagne un cinquième

グランパーニュ・アンサンキエーム

 

今回もそれっぽい名前を付けましたね。

アンサンキエーム(un cinquième)は仏語で「5分の1」という意味です。偽フランス人の私としてはここは仏語でそれっぽく、雰囲気出していこうという感じですね。アンサンキエーム、良い響きではないでしょうか。

先日始めたばかりのサービスですがたくさんのオーダーを頂いていて、注目度の高さを感じています。グランパーニュのカスタムメイドや小さなサイズのグランパーニュに需要があるというのは以前から予感していたのですが、この度やっと実現することが出来ました。宜しくお願い致します。

まだUIなどが簡易版のため「カスタムメイドしてる感」の演出が皆無なので、今後は少しずつ改善してもっとグランパーニュのUX(言いたいだけ)を満足度を向上していきたいと思っています。

ご注文はこちらから。

store.depa.jp

 

 

そもそもグランパーニュってなに?

で、グランパーニュってなんだよ、という向きの方もいらっしゃると思うので、ご説明いたしますと、グランパーニュというのは5kgサイズのカラフルなパンで、生地に砂糖・乳製品・卵・油脂をまったく使わないという挑戦的な規格を設定しています。この規格をすべて満たして初めてグランパーニュを名乗れます。もう15年間もこれだけを焼き続けています。ドイツパンもあったりしますが。

グランパーニュという名前は仏語で大きいという意味の「Grand」と、同じく仏語で田舎という意味の「Campagne」(カンパーニュ)をかけ合わせた造語で、「Grandpagne」と表記します。カンパーニュという言葉は田舎風の素朴なパンを指す名称としても親しまれている表現なので、グランパーニュは「大きな田舎風のパン」となり、「大きくて」「偉大で」「豪華で」「素朴な」いう様々な意味も込められています。

じゃあもともとの5kgサイズのグランパーニュってどんなんだよ、殺人兵器かよ。硬いのかよ、それ食えんのかよ、という疑問も出てくるのではないかと思います。

それでは、グランパーニュの画像を御覧ください。

 

 

 

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すみません、間違って私が写り込んでしまいました。

反省してます。

 

デブが焼いたパンなんか食う気しねえよ。

 

というコメントが頭に浮かび、胸に刺さります。

もともとのグランパーニュはこんな大きさです。焼き上がりすぐなので、表面は爆ぜるバチバチという音が炸裂しています。5kgのパンの両端を持ってもパンがグニャッと曲がらないのは、クラスト(パンの表面の皮の部分)がしっかりと焼き上げられていて構造を有しているからですね。良い焼き上がりだと思います。

5kgサイズで焼いても自重でパンが潰れないのは、スケルトン・インフィルという建築構造を参考にして設計しているからで、クラスト(パンの外側の皮)を構造躯体(スケルトン)として外側からしっかりと重量を支えて、クラム(パンの内部)の柔らかい内包部(インフィル・フィル)をしっかりと守るという構造設計で成り立っています。意味わからないでしょ。私も適当に書いています。

 

いや、こんな写真じゃグランパーニュの良さなんて伝わらないよ!おちゃらけた写真じゃなくて、もっと知的な写真あげてよ、という声にお応えして、

 

もっとアカデミックに!

 

 

 

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メガネをかけただけなんですが、「アカデミック=メガネ」という連想は頭の悪い私の限界です。ディスプレイを見過ぎて視力が落ちちゃったので最近はメガネをかけてます。

最近のグランパーニュのクープ(パンの表面の切り込み)は従来の木の葉型ではなく、十字に変わりました(東京工場)。クープは、先に書いたクラスト(スケルトン)が固化することでクラム(インフィル)の膨張を阻害しないように、切り込み部から膨張の力を外に逃す役割があります。そして、同時にクラムの膨張時に生じる気泡の体積増を促して、より柔らかく、そしてクラストの固化を早めてクラムのデンプンにゆっくりと熱を加えてより美味しく仕上げてくれます。

すごいですね。

 

 

グランパーニュは陰陽五行説で出来ている。

で、グランパーニュの特徴といえば、先にも書いた5kgという大きさもありますが、それに加えて内部クラムの色彩の美しさがあります。この色彩、単純に色を付けただけ、というものではありません。実は陰陽五行説に習って色を決めてるんですね。

え? 陰陽五行説を知らない? 

大丈夫、陰陽五行説を知らなくてもグランパーニュは美味しくお召し上がり頂けます。

 

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五行思想とは、「木火土金水」の五種類の元素が「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えを基本としています。陰陽五行説における五色は「木火土金水」それぞれに「青(緑)、紅(赤)、黄、白、玄(黒)」という色があり、それをパンに当てはめているのがグランパーニュの色彩です。

 

陰陽五行説とグランパーニュ

木=青(緑)・・・ピスタチオ

火=紅(赤)・・・ストロベリー

土=黄・・・マンゴー

金=白・・・ピーチ

水=玄(黒)・・・カカオ

 

オッ?

グランパーニュって六色なかったっけ?というフリークな方はもうお気づきでしょう。グランパーニュには基本の六色があります。陰陽五行説の「木火土金水」に符合した「緑赤黄白黒」に、グランパーニュの原料である農作物を育む大地をイメージした「茶」(ブラウン)を加えて六色としています。これはグランパーニュというただのパンで天地万物が循環するという壮大な物語を表現するテストです。

 

ちょっと長かったですね。

続きも書きたいのですが、また何かの機会に。

 

アンサンキエームで選べる生地(フレーバー)はこちら

プレーン、ピーチ、アナナス(パイナップル)、マンゴー、ストロベリー、フランボワーズ、アールグレイティー、キャラメル、マロン、ピスタチオ、カカオ、コーヒー、プレーン生地にメープルクリーム。

 

具材はこちら

具材いちじく、いちじくとくるみ、いちじくとカシューナッツ、いちじくとアーモンド、ドライフルーツパフェ(マンゴー、いちご、メロン、パパイヤ、キウイフルーツ、パインアップル)、ドライいちご、5種のドライベリー(ストロベリー、クランベリー、カシス、ブルーベリー、チェリー)、亜麻仁とカシューナッツ、三種ナッツ(くるみ、カシューナッツ、アーモンド)、ローストくるみ(香ばしい)、マロングラッセ、ドライバナナ、ドライバナナとくるみ、ドライバナナとカシューナッツ、ドライバナナとアーモンド、レーズンとフルーツ(レーズン、クランベリー、パパイヤ、パイナップル)、カレンズレーズン(小粒で甘みの強い)、カレンズレーズンとくるみ。

 

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小さくても本格派。

熟成時間は元種の仕込みから焼き上がりまで72時間。

お届け時にもおいしさが長持ちします。

 

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グランパーニュの1kgサイズカスタムメイド、グランパーニュ・アンサンキエームぜひお試しください。

 

store.depa.jp

 

他にも送料無料のお試しセットなどもあります。

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私のレシピ本も出ています。

ナショナルデパートの「四季のカンパーニュ」とライ麦のパン

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