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アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

グランパーニュ in Tokyo

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こっちにきてから何が違うか、パンも変えたし、環境も違う、でも、一番違うのはお客さんの反応。

 

試食を食べたあと、皆一様に息を呑む。声が出ない。頭の中にある過去の情報の中から、今まで食べたパンの中でグランパーニュに似たものを検索しているのだと思う。たぶん頭の中が混乱している、今食べているものをどう認識していいか、脳がパニックになる。これをおいしいという情報としてインデックスするべきか、他の情報として認識すべきか。

 

グランパーニュ in Tokyo

 

かみしめて、数秒経った頃、僕の方を見てひとこと言う。

それは、

「おいしい。。。」だったり、「これパンなの?」だったり、「食べたこと無い」だったり、「なにこれ、すごい。。。」だったり。。。

 

普通においしい訳じゃない、パンのセオリーをひとつも守っていない。パンじゃない、これはグランパーニュ。13年の時を経てなお未完の巨大な何か。

 

本当のグランパーニュの歴史はここ東京から始まる。駒沢公園の隅っこで。そして、また、静かに世界へ出て行く機会を伺っている。