アイデアのスープのレシピ

ナショナルデパートが作られる現場のレシピ

開発したWebサービスの取材を受けてテレビに出ました。

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テレビ出ましたよ。

液晶画面が崩壊するほどの魔界のヒデシマのビジュアルが炸裂です。

どうしてテレビに出たかといえば、取り上げていただいたのは「グランパーニュ」でもなく、「ももたん」でもなく、「女王製菓」でもなく、今年七月にローンチしたWebサービス「おおはらえ」で提供している、スマホで身体をこすって罪や穢を神社に送信して祓ってもらえるスマホWebアプリ「スマホおおはらえ」をご紹介していただきました。これで僕もイット起業家として世にデビューを果たしたわけです。作ったWebサービスはこちら。

 

Webサービス「おおはらえ」

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スマホを傾けるだけで祝詞を奏上できるアプリも。

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しかし、テレビに取り上げられるのは久しぶりです。

東京にいた時は毎月のようにテレビ取材を受けてて、雑誌やWebでも毎週のように生地記事になっていたんですが、3年前に岡山に帰ってきてからは、まったくといっていいほどテレビで取り上げられることは無くなりました。

今までにない新しいことを始めるというのは、実は地方都市ではタブーなことなんです。地方というのは、「家」や「血筋」や「コンプレックス」が経済を回している世界なので、東京から帰ってきた血統の無い者が新しいことを始めると、政財界がタッグを組んで無視します。

地方って、移住者には優しんですけどね、Uターンした者への差別や偏見や嫉妬はスゴいものがあります。同じ地域に生まれたのに特別な才能があるヤツは許されないわけです。全国や世界を相手に仕事をしていると気にならないのですが、地域のエリア内限定のビジネスを営んでいる業界は、必死で守ろうとします。その守る旗印が「生まれ」や「血筋」といういわゆる「ボン」なんですね。

地方の人たちは「生まれ」や「血筋」のヒエラルキーが崩れると、地方経済は崩壊すると信じて疑わないわけです。従う者は代々仕える、従わす者は代々支配する。それが地方という闇のすべてです。

 

開発したWebサービスがテレビで紹介されました

話がそれた。

で、今回は腐った地方の話ではなく、食品でもなく、僕が開発したWebサービスの話です。テレビを見る機会がなかなか取れないので、録画する機械とか持ってないんですよね。ですからテレビ画面をスマホで撮ったものを上げていきます。モワレがハンパないですが。ご勘弁。

 

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取材を受けたのは、我がナショナルデパート株式会社の社長室、というか物置と木工作業を行う屋外のガレージですね。ガレージで起業とか、アップルみたいですね。ウソですが。

IT起業家なら、シャツの襟はもっと高くするべきでしたか、デュエボットーニかトレボットーニぐらいの高さで、ボタンかボタンホールのステッチを黒とかにして、髪型は石川遼的な感じならそれっぽかったんですが、いかんせんハゲなのでそのへんはどうしようもなかったです。

しかし、テロップで「ナショナルデパート株式会社 社長 秀島康右」と出ると、ああ、社長さんなんだなあと思いますね。実際社長なんだけど、自分では経営者という自覚がゼロなので、こうやって文字で見るとしっかりしなきゃと思いました。これもウソですけど。

 

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取り上げていただいたのは画面にもあるように、「スマホでお祓い!?」ということで、スマホの画面に表示した人形(ひとがた)で身体をこすって罪や穢を神社に送信してお祓いしていただくサービスです。

名づけて「スマホおおはらえ」

七月末にローンチして、一週間で何十万PVぐらいいったんじゃないかと思います。お申し込みは一万人、記名の申込みが五千人。すごかったです。

ニセIT起業家としては「マネタイズ」という言葉を使わなければいけませんね。このWebサービスのマネタイズは、神棚などの神具やグッズの販売益となります。ナショナルデパートというのはモノとサービスのどちらかと言えば「モノ」に振り幅が大きい会社なので、「モノ」に帰結させることがスッキリして見やすいと思ってます。

スマホと神事を掛けあわせるというのはおそらく世界初なので、ここのアドバンテージはしっかりと握っていきたいですね。クライアントの顔色をうかがうBtoBの制作会社とは違って、タブーに切り込めるのはコンシューマ向け独立メーカーの強みです。

 

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このWebサービス「スマホおおはらえ」、スマホの画面上に表示した人形(ひとがた)で身体をこすったあと、息を大きく三回吹きかけるアクションを起こしてもらいます。ここにスマホに実際の行動を掛け合わせるという仕組みが入っています。スマホのパーソナルであるという意義を活かすには、ワンアクション加えると良いと思います。

スマホだと、視覚や聴覚や、フリックやバイブレーターの操作感がインターフェイスとなりますが、ここに自発的なアクションを起こさせることがひとつのポイントとなっています。スマホを他の何かに置き換えて使うことで、デジタルの表示という性質を超えたサービスへと進めるのではないかと。

しかし女子アナさんが口を尖らせているのもオツなものです。

 

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まあ、そうなりますわな。

ヒデシマさん、なにやってるんすか。という疑問はよく聞かれます。

しかし、テーブルの上に置かれているのがMBP15なところがIT起業家になり切れていませんね、ここはMBAを置いておかなければいけない局面でした。場所もスタバかブルーボトルが良かったかもしれません。これだと意識低い系だとバレてしまいます。

しかし、社長室のテーブルはブルーボトル清澄白河のカウンターにも使われているOSB合板というところが、奥ゆかしさの中にもしっかりとサードウエーブ感を演出しています。さすがナショナルデパート、どこまでも狡猾。

 

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からの、工場の風景です。

Webアプリを作ったり、神棚を作ったりしていますが、実は本業はパン屋さん。という流れになっています。セントラルキッチンのスタッフ勢ぞろいではないでしょうか。テレビ初登場のスタッフもいます。

このときは「ももたん」の人気フレーバー「ザッハトルテ味」の生地製造の最中でした。もう、すっちゃかめっちゃかです。なんせ一度に一万個作るんですから。IT起業家デビューするつもりが、裏に回るとバックオフィスならぬパン工場が現れるわけですから、これは一筋縄ではいきませね。

 

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なんだ、元Webデザイナーのおっさんがパン屋をやってるのか、と思わせておいての「ももたん」登場です。もはやパン屋ですらありません。お土産というから田舎の饅頭屋のボンかと思いきや、かわいいイラストを描くイラストレーターだったり、わりとしっかりと物を作れるデザイナーだったりするわけです。見た目は小汚いオッサンなんですがね。どうしてでしょうか、謎は深まります。

 

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やはり「生グソ味」に目が行きましたが、そうでしょう。そういうことです。「ももたん」のメディア対策委員長「生グソ」パイセンの登場です。この「生グソ」パイセンのおかげで「ももたん」の売上の基礎を築いたといっても過言ではありません。

誰にも頼まれず、勝手にモノを作って売るというのは、それはそれは大変です。しかも僕みたいに岡山の政財界からイジメを食らってしまうと、もはや市や県の単位ではなく、広域にまたがっての広報活動となるわけです。そのためのリーサル・ウエポンが「生グソ」、これが俺の怒りのデスロード。

 

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きっちりと「生グソ」の解説までしてくれています。

ありがとうございます。

 

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出ました、これがTwitter上で繰り広げられた「生グソ」の炎上の再現です。わりと忠実に再現されています。こういう感じでめちゃくちゃdisられました。書く人は好きに書きますので、まあ、それでも僕はかすり傷ひとつ無い、というよりも、「生グソ味」はクリティカルヒットを出しましたんで、経済的には本当に助けてもらいました。

炎上といえども興味のベクトルの違いなだけで、炎上もしないでネットを語るなと今の中高生に教えたいですね。

 

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で、炎上商法という流れです。

ももたん「生グソ味」は炎上商法だという世論を代弁された瞬間です。あ、察し、という感じでしょうか。

先日のこのブログの炎上も、こういうヒデシマのパーソナリティを知った上で読めば、なんだ、このオッサン頭おかしいのか。とすぐに察しがついただろうに、面の皮一枚、職業のイメージだけで人を判断するなんて、なんて浅はかな人たちなんでしょう、と思ってしまうわけです。

こういう「炎上商法」と面白がれる余裕が欲しいですね。暗い部屋に引きこもってピコピコとやってるTwitter民には分からない世界でしょう。世の中は知ってる人と知らない人とで構成されています。そういうことです。

そしてここから、謎のパン屋ヒデシマのバックボーンを探る展開となります。パン屋なのに、なんでWebサービスや神棚やお土産まで作るのか、創業者として、なにを指標にしてどこに向かっているのか、初めて僕のパーソナリティに迫ります。

 

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衝撃です。なんとヒデシマのおじいさんは弁理士だったのです。

 

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どこかのグラビアアイドルやのりピーみたいに、キマっているわけではありません。しゃべる時に目をつむるクセがあるんですね。どうでもいい豆知識ですが。

しかし、小さい頃から特許資料とか商標をインクで手書きで描いていた祖父の姿は記憶に残っています。「アイデアのスープのレシピ」というこのブログのタイトルも、すべての源泉はアイデアであり、世の中を構成している人工物は、すべてこの世に生きた人のアイデアの具現化したものでしかない、という考えから出ています。

新しい物を生み出し続けるというのは、それが好きだからというわけではなく、それが僕の生き方でしかないわけです。僕のものごとに対する考え方は、すべて幼少期に見た特許資料の中に込められた「人の夢」に依るところが大きいです。

 

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僕の発想は身近な誰かから受けたものがほとんどです。

世話になった友人の背中を追ってカフェを始め、若い頃に一時期を過ごした仲間から教えてもらったパンを発展させ、幼なじみの神社が困ればプロジェクションマッピングをやり、神社の歳入に不安があると聞けば今回のWebサービス「おはらえ」や、神社のクラウドファンディング「すうけい」を立ち上げる。母が亡くなれば弔うために仏壇や神棚を作る。

僕の始めるすべての事業は身近な誰かのためでしかない。それを出来るのは僕しかいない。そういう考え方ですべてを決めています。

金持ちになろうとか、贅沢な物を食ってる写真をSNSに上げようとか、そういう立派な生き方ではないんですよね。本当にちっぽけな、本当にちいさなことから全ては始まります。そういう生き方なんです。思いついたものをかたちにすることぐらいしか能がないんです。

 

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最後のシメは「おかやま発のおもしろい会社」という、一行で僕の人生をすべて表現してしまうコピーライティングの妙技が光ります。

しかし、ナショナルデパートって何の会社なんでしょうかね。まあ、これから分かりやすくしていく作業が待っていますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

取材に来てくださったRSKの方々、この度はお世話になりました。ありがとうございました!!!

 

 

Webサービス「おおはらえ」

oharae.jp

 

神社のクラウドファンディング「すうけい」

sukei.jp

 

今日の焼き立てパンのお取り寄せです。

午後八時までの受付分は即日出荷します!

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