ワイフが納品してる間に少し。
ハードとかソフトとかの話。
いろんな地域、いろんな業界、いろんなレベルの人、特に経営者の方を知る機会が多いので、何がどうするとどうなるのか、というケーススタディーする癖がついてしまっててね、その時の考え方で、
ハード=経営者
ソフト=事業(付帯するすべて)
という考え方で落ち着くことが多くあります。
そもそもの経営者の資質や能力がCPUの演算機能とか処理能力ということとなり、自分で勉強した見識の幅がHDDやメモリの容量となり、それまでの経験がプリインストールされているソフトウェアということになる。
ここに、時勢に合わせた情報やヒントを外部からダウンロードしたりインストールして事業展開していく感じなんかなと。
で、身近な飲食業界でいうと、資質と勉強にプラスして修行や業界経験というプリインストールを終えて独立ということになるんどけど、ある程度規模が増えるとそもそものスペックが低い経営者は外部からのダウンロードやインストールに頼る傾向にある。いわゆるガワだけパクるという業態。
飲食でいうと、経営者寄りかシェフ寄りか、というOSの違いがある。
経営者寄りのOSの場合は商品開発のソフトが貧弱なので、事業展開ごとにソフトウェアをダウンロードしなければならないが、巷に転がってる野良ソフトウェアのレベルはそんなに高くないために、絶えずダウンロードする必要があり、陳腐化すると捨てる。
シェフ寄りのOSの場合はプリインストールされているソフトウェアの質が高いのでアップデートを繰り返すことで製品やサービスの精度が高めることができ、事業展開する時にも、事業ごとにスタンドアロンとして機能する組込みOSレベルを供給することができる。
まあ、よく分からんようになってますが、何か始めるにはレンジを広めに構えて、ガワだけパクるのではなく、オリジナルの業態を自社開発できるだけのリソース持っといたほうがゆくゆく楽だなあという話ですね。
経営者はハードウェア、事業はソフトウェア、組み合わせ能力以下にはならないけど、それ以上にもならない。という与太話。