写真はパルコで観たAKIRA展です。
いや、まあ、いろいろ思うところありましてね。
友人の話なんですが。
人生が詰んだとき、周りに頼れる人がいなくなってしまったとき、自分ならどうするかな、と思うことがありまして。
人間というのは良いときも悪いときもリズムみたいなものがある気がしてます。
仕事やプライベート、良くなりそうなとき、逆に悪くなりそうなとき、周りにどんな人がいるかというので人生わりと結果が決まってくるんじゃないかなと。
友人と会い、別にアドバイスを求めるわけでもなく、ただ話して気が紛れるでもいいし、他人と話しているうちに少し前向きになれる感じとかありますよね。
仕事やプライベートがうまくいきないとき、気軽に連絡を取れる人がどれだけいるかっていうの、わりと大事なんじゃないかな。
でも、この、困ったときに会ってくれる友人っていうのは、普段からの関係がないと頼ることができなくて、困ったときだけ連絡してこられても相手も困るだろうし。
普段からちゃんと自分を打ち明けられる相手が、家族や友人や同僚の中に一人でもいれば心のバランスは保たれるような気がするんですよ。
で、そういう人間関係を築くためには条件みたいなものがあると思うんです。
他人のせいにしない
他人を羨ましがらない
これだけな気がするんですよね。
人生がうまくいくためのコツって。
「あいつはズルい」
「あいつはいいよなあ〜」
「あいつなんてたいしたことないよ」
「あいつのせいで…」
いったん他人のせいにし始めると、自分に起こるすべてのこと、自分以外のことすべてが「誰かのせい」になるまで自分を削っていくことになるんですよ。
自分の人生がうまくいかないのは誰かのせいだ、と思い始めるともう止まらない。
これ、かなりヤバい心の状況で、最後は死にます。
実際、友人が死にました。
自分の人生がうまくいかない理由を誰かのせいにしてる人っていますよね。
そういう人と一緒にいて楽しいでしょうか。
楽しくないですよね。
そうなるとどうなるか、友人が離れていきますよね。
毎日悶々と他人を羨ましがるばかりの時間が過ぎていく。
もし自分がそうなら気が狂ってしまうと思います。
楽しくないですよね。
人は生まれつき不公平なものなので。
そうなるとどうなるか、心が壊れていきますよね。
他人のせいにして友人が離れていき、
他人を羨んで心を壊していく。
誰かを頼ろうとしても、頼もしい友人たちは自分から離れてしまって誰にも頼れず、その事すらも誰かのせいだと思い込み始め、自分と距離をおいた友人が仕事やプライベートで充実している姿をSNSで見ては心のバランスを崩し、ゆっくりと、確実に心が壊れていく。
なんとか誰かと会って話を聞いてほしと、反りが合わず自分から距離を置いたような知人、長く会っていない友人にまで連絡を取る、結果はもっと心が傷ついてしまう。
本当に心配してくれる友人は苦言を言うが、それすらも耳を塞いでしまう。苦言を攻撃と捉えてしまい、本当に頼れる友人さえも失ってしまう。
そうなると最後はひとりぼっちです。
ひとりぼっちになると人は死にます。
他人のせいにしたり他人を羨ましがってると人は死ぬのです。