KITOKAMIとおおはらえのテレビ取材のためにいろいろと作っているんですが、ま、来年でいいやと放っておいた電気系の組み込みを、テレビの意向で急ぎやらないといけなくなり、いろいろとやっておりました。
すうけい事業というのは、ファイナンス・プロダクト・コミュニケーションという三事業を柱にしているわけですが、この中の軸であるファイナンス部分のアートディレクションがなかなか決まらなくて、進捗が滞ってます。
で、そうこうしているうちにスマート神棚コンセプトをリリースしたり、2年ぶりにおおはらえをやったりして、徐々に各方面からのコンタクトが増えてきて、ファイナンスパートがおざなりになってしまっていました。本当は良くないんですけど。
取り組んでるのは例のこれね。(ギズモードの記事)
クリエイティブがしっかりしてないと説得力がない
ファイナンスパートが困難なのは、説明することが多すぎて、しかも一般的でない内容をどうやって噛み砕いて伝えるかということがあり、しかもwebとペーパーでメディアを作らないといけないために、きちんと情報を整理しておかないとダメなのでなかなか進まない。まあ、自分がダメなだけだけど。
しかし良いように捉えれば、いまプロダクトとコミュニケーションパートが取り上げられて、そのアートワークが進捗していけば、ファイナンスパートにも良い影響が出てくるし、クリエイティブが進捗すればおのずと情報も整理されてくるので、結果的に同じ時間でも遠回りしてより良い仕上がりになるという感じで考えてます。クリエイティブがしっかりしてないと説得力がないという基本に立ち返ったわけです。
形にしないと分からない
まあ、どうなんでしょう、すうけい事業は私一人で全作業をやっているので、時間がかかりそうなものや外注で予算が必要なものを後回しにして、プレスで見せられる部分はCGでごまかしてきたわけですが、テレビなんかのメディアが入ってくるとそうはいかず、形にしておかないといけなくなってきました。
で、いろいろ作っていたわけです。
スマート神棚コンセプトのモックアップとか。
神社SIMとか(モックアップではない)
スマート神棚のLED発光ギミックの調光テストとか
このへんの作業、ほとんど1日とか2日でやっちゃってるんですよね。数か月放っておいたことが、テレビとはいえ伝えることを求められることで進捗が大幅に捗ってしまう。形にしないと分からないけど、なんでも形にすりゃあ良いってもんでもない、ディレクションが効いてないと正しく伝わらないからね。
大きなチームで仕事できるような恵まれた環境ではないので、一人で大局をつかみながら細かなディテールを詰めていくっていうのもなかなか大変ですが、なにをどうゆう順序で作ってどう見せていくかっていうのも、わりと成否を決定づけるファクターなので、まあ、流れに逆らわずやっていきたいと思っています。